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手塚治虫のブッダ~赤い砂漠よ!美しく~ (シネマサンシャイン沼津) [映画館で観た映画]

パンフ

世間的にはあまり盛り上がってない?映画ブッダを見てきました。
アニメの映画を映画館で見るのは、多分「千と千尋の神隠し」以来かな?
漫画(コミック)好きだけど、アニメはあまり好きじゃないし。

しかも、この映画の画(え)って、全然手塚治虫のタッチと違うもので、
やたらスマートというか綺麗で・・・違和感有り
でも、やっぱり手塚治虫ものは無視できない。
実写版の「MW」や「どろろ」より、案外良いかもしれないし。

気になったのは、ヤフオクでやたら鑑賞券が出回っていたところ
私は2枚@1000円(つまり1枚500円)で購入したんだけど
今現在は更に安くなってるし~

そんなに人気無いの?
それとも、どこかで大量に配布されてたの?
元々の値段も1000円と安いし。



それはともかく・・・
富士市内には映画館が無くなってしまったので、はるばる?沼津まで
(富士宮にもシネコン出来たけど、ブッダは上映してなかった…)

私が子供の頃は近所に映画館がいっぱい。
それが、いつしか少し離れた駅前にシネコンとなり、そのシネコンも閉館
昔は富士宮から富士に映画見に来ていたと思うんだけど、今はその逆で・・・
何だか悔しいような気分

かな~り久しぶりに来た沼津駅だけど、北口にBiVi沼津が出来てて、
その中にシネコンも出来たようです。
(ってことは、南口方面にあった映画館は潰れちゃった?)

平日の午前中だし、ガラガラ。
通路

ブッダはロビーのどこにもポスター貼ってなくて、
他の映画と比べてすごく地味な存在っぽい
ちなみにこの時間帯の観客は8人。

で、肝心の映画・・・
初っ端から、コミック1巻の冒頭に出てくる兎のエピソードが出てきて感動
期待が高まる~

でも、このウサギの逸話・・・
雪山で遭難してる老人(聖者)を助けようと、熊・キツネ・ウサギが
それぞれ食料を調達してくるんだけど、ウサギだけが調達できない。
で、ウサギは火の中に自分の身を投じるって話なんだけど・・・
つまり、代わりに自分を食べてくださいという、自己犠牲の話。



私は原作読んで意味がわかったんだけど、知らない人だったらどうだろ?
何でウサギが自殺したのか、これだけじゃ意味わからなかったんでは?
(コミックで読んだ時は、すんなり理解できたんだけど)

それとも、元々このエピソードは有名な逸話なのかな?
私は、このブッダの漫画で読んで知ったんだけど。

案の定、映画見終わった後、旦那に聞いてみたらわかってなかった
他にも「?」の箇所がいっぱいあったみたい。

この映画は3部作になるらしく、これは第一部。
いろんな場所や人物が出てきて、それぞれのエピソードが散りばめられてるだけの段階。
今後、それらの登場人物たちが絡んできて繋がってくるんだけど、
原作未読だと全てが未消化のままだから、この一部だけじゃ訳わからないかも。

そういう私も、ブッダ読んだのはかなり前で・・・
もちろん又改めて読み直したくなったけど(復習したい)
どこに片付けちゃったかなぁ

この映画の声優さんたちについて。
よく言われるのが、俳優業の人に声優をやらせると、
その俳優さんの顔やイメージが浮かんじゃうから良くない、とか何とか。

私はあまり気にならないほうだと思うけど?
でも、シッダールタ(のちのブッダ)役の吉岡秀隆はちょっと…
北の国からの純のイメージでダメとか、上手い下手じゃなくって、
好みじゃないのかも。あの、じめっとした声質が
シッダールタのイメージとも違うかな?
だからって、どういう(誰の)イメージと言っても思いつかないけど。

堺雅人さんのチャプラは意外としっくりしてた感じ
ご本人のイメージとこのチャプラとは全然キャラが違うんだけどなぁ。
全然違和感無かったっけ。

そのチャプラのお母さん役の吉永小百合さんはもう、
吉永小百合以外の何者でもないって感じで、唯一顔が浮かんじゃった人。
しっとりして優しい感じの声は、確かにお母さん役にふさわしいんだろうけど。
ナレーションもされてたけど、ナレーションだったら良かったのに。
登場人物がナレーションも兼ねてるってのはドラマなんかでも良くあるけど、
この場合は同じにするメリットがよくわからない・・・
ま・いっか~、もう亡くなっちゃったし。
2部からは違和感なくなるのかも。

手塚治虫テイストじゃない絵は、見始めてすぐ慣れちゃった
アニメーションならではの細かい描写とかは、さすがって感じだったし。
手塚治虫の描く残酷な描写も、より残酷に・・・

マニアックな映画なのは間違いないかも?
本当に2部3部が製作されるのかちょっと心配だったりして



 

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