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別れの日。 [大ちゃん(=^・^=)]

2008_03030020.JPG

 

絶命した大ちゃんを発見した日・・・
以前から、もしものときのためにと下調べしていたペット霊園に火葬について問い合わせました。
幸い、翌々日は旦那も休みなのでその日を希望し、中1日は家で安置する事に。
結果的に、これがベストな選択になりました
翌日、すぐに火葬という事にしてしまっていたら、あまりにも別れが早すぎて
とてもとても…、気持ちがついてゆけない[失恋]

それに、旦那が丸一日休みというのもスゴ~ク珍しくて(実際数ヶ月ぶりだったと思う)
ゆっくり二人で送ることが出来たから。
たまたまだったといえばそれまでだけど、大ちゃん自身がそうしてくれたような気がしてならない。。。

翌日、ペット霊園から紹介されたお店で母にドライアイスを買ってきてもらい(実家の近所だったので)
いよいよ箱に納めなければなりません・・・
とはいえ、いくらまだ暑い日だったからとはいえ、ドライアイスを体に当てるなんて出来ない[もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
でも刻々と気温は上昇していくのでやむを得ず[たらーっ(汗)]
フタを閉めたのだけど、その日は何度となくフタを空けて顔を見てしまった。
冷気が漏れるから良くないことはわかっていてもついつい。

そして翌朝。
遺体を包んだブランケットの上に、写真や好きだった食べ物、猫草、マタタビなどを。

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亡くなった日に母から貰ったまぐろのお刺身。
大ちゃんの調子がイマイチと話していたので、じゃあこれ食べさせてあげてと冷凍庫から出してもらったもの。
最後に食べさせてあげたかったなぁ・・・
 
13時。碧雲ペット霊苑さんに到着。
こちらはお寺(碧雲寺)がやってる霊園です。
火葬のみの依頼でも、ご住職が在山しているときは簡単に儀式をやってくれるそうです。
最初、電話で相談したときには午前中を希望していたのですが、午後なら住職がいるとのことで
この時間となりました。

               

               これは旦那のfacebookのスクリーンショットです。
hekiunnji.jpg
立派な祭壇でした。
そして、ご住職のお経も想像していた以上に長く丁寧で、ありがたかったです。
読経後の説法も心に沁み、やはり涙は出てしまったものの、心が落ち着いた気がします。

そして、いよいよお別れです。
焼却炉の前で、最後に抱き上げたときはあまりにカチカチの感触で悲しかったけど
何とか無事見送ることが出来ました。
そして40~50分後、お骨拾いで骨壺に納め、自宅へ一緒に帰ってきました。

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袋のシールには「〇〇家 大ちゃんありがとう 平成二十五年九月一日亡 十七歳」と印字してあります。

出来る限りの供養は出来たと思います。
埋葬は今のところ考えておらず、気の済むまで手元に置いておくつもり。



お供えしても・・・
IMG_1623a.jpg 泥棒猫がっ!!(^_^;)

でもまぁ、食べられても良いかなと。
人間の仏壇に供えたものでも、後から食べたりすることあるし、
ピコがその役割を担っているのでしょう・・・

大ちゃんが亡くなった後、しばらくはピコも探している?ようなソワソワした感じがあったけど、
数日でもう忘れたようで・・・[ふらふら]
時々は会わせていたものの基本的には別室だったし、仕方ないけど。
今や、我が物顔で家中走り回ってます[ダッシュ(走り出すさま)]
 

【おまけ】
先日、過去の画像をいろいろ見ていたら、こんな動画がありました。
20秒足らずで短いけど、も~う、カワイ過ぎ[黒ハート] 


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最期の日。 [大ちゃん(=^・^=)]

大ちゃんがいなくなって1ヶ月以上経ちました。
あの日の事を思い返すと辛いので先延ばしにしてきましたが、そろそろ書こうかと。 
 
これは5年前、12歳の頃。
9795081_org.jpg モフモフの毛が恋しい・・・
 
 
1年位前から少しずつ食は細くなっていたし、一日の大半を寝て過ごしていました。
だけど元気が無い、という感じではなく、寝たきりというのとも違うような。
きちんと歩いて水飲み場やトイレも行ってたし。
一回に食べられる量は少なくても
食欲…食べる意欲は最期まで(今わの際まで)あったように思います。
それでも時々は全然食べない日もあって、あれ?もしかしてヤバいかも!?って時もあり・・・
そんなときは栄養パウダーを溶いたものを注入器で与えると、翌日には元気復活!
で、食欲も戻り便の状態もGood[手(チョキ)]
こんな事の繰り返しだったような晩年でした。
(実際、ピンチ→復活を繰り返した)

ただ漠然と、こんな危うい?感じで、これからも長く生きていくような気はしてました。
昨年春、動物病院での血液検査が良好だったことに変な自信があったのかも。
猫の1年と人間の1年のスピードは全然違うし、過信しちゃいけなかったのに。

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亡くなる5日前。
帰宅したら食事した形跡が無く、またダウン気味だったので
いつものように、栄養パウダーを給与。
ただ、そのときはいつもと違って、むせた感じになったので、ちょっと様子を見ていたら
少し息遣いが荒くなって苦しげ!?
しばらくしたら治まったので、明日調子が悪そうだったら病院へ、と思ってました。
がー、翌日またいつものように復活[猫]
結局病院へは行かなかったけど、その頃からさすがに不安感を感じていました。
それでも、病院へ連れて行くことが出来なかった[たらーっ(汗)]
連れ出す方が体への負担(ストレスも)と判断してしまったので・・・

そのときから、もうそれほど長生きできないのでは?と思っていたのだけど
まさかそれから数日で・・・とは。

その日(9月1日)、実家へ用事があって行くのに、午後3時ごろ家を出ました。
家を出るときも大ちゃんは寝ていたので、起こさないようにそーっと。
その日、母との話題の中でも「大ちゃん、もうそれほど長生きできないかも~
目指せ20歳の長寿猫って思ってたけど、無理っぽい…」

そう、それほど長生きできないと思ってはいたけど、それは
1~2年?とか年単位の感覚で話していた気がする、多分。

17時過ぎに実家を出て、スーパーへ寄り道。
18時ごろ帰宅し玄関へ入ったところで、友達から電話[phone to]
部屋に入ってしまうと大ちゃんが起きちゃうかなと思ったので、廊下でそのまま会話。
(ピコは別室にいてすぐ玄関に出てきたので会っていた)
そのときも大ちゃんの話を少ししていて・・・
電話を切って部屋に入り、いつも寝ている座卓(なぜか最近ここがお気に入りだった)を見たら姿が無い。
トイレか?と思って部屋の片隅のトイレを見たけど居ない。
しばらくキョロキョロしながら歩いて視角に入ってきたのは・・・
トイレの砂の上で横たわっている大ちゃんの姿でした。
トイレはハーフカバータイプで、入り口以外は高さのあるカバー付きだけど天井は無いタイプ。
だから普通に入っていれば頭は見えてるはずなので、最初に見たときは気づかなかった。


ほんの一瞬「こんなところで寝て?・・・」と思ったけど、すぐに「もしや・・・」となり
慌てて抱き上げたけれど、既に事切れていて・・・
頭が真っ白になり、放心状態の後、自分でもビックリするくらい声を上げて号泣していました。

この頃はまだ肉付きがイイ

どれだけ悔やんだかわからない・・・
最期のときにどうして一緒にいてやれなかったのか。
その日の外出はそれほど重要じゃなかったし、寄り道したスーパーでも大した買い物があったわけでもなし。
どうして、どうしてっと[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]
それにしても、私が居なくなったのを見計らって?とさえ思うくらい。

あの後さんざん考えたけど、おそらくトイレに用足しに行って倒れたのではなく、
覚悟を決めてトイレに入ったような気がする。(あくまでも想像だけど)
後から気づいたのだけど、キッチンの流しの前に敷いているマットがビショビショに濡れていて
確認したら、大ちゃんのおしっこで。
滅多に粗相する子じゃなかったし、もちろんこんなところにしてあるのは初めて。
そこで最後に用足ししてから、トイレに向かったのではないかと。
死期を悟ると物陰に隠れるという猫の話はよく聞くし、
実際に私もすぐ気づかなかったように、隠れている感じだったので。。。


自分がいなかった3時間の大ちゃんの行動を推理すればするほど切なくてたまらなかったけど、
いくら考えても答えは出ないし正解はわからない。。。それが苦しい。
ピコは隣の部屋にいたけど、メッシュパネルで仕切っていたから互いの存在は見えていたはず。
IMG_1041a.jpg

結局、ピコが最後の大ちゃんの行動を見ていたのかも・・・
(トイレは見えない位置だけど)


その日は・・・
私の布団で一緒に寝ました。
明日にはドライアイスを入れた箱に納めなくてはならないので。
最初、発見したときはまだ目も口も少し開いていて、なんともいえない表情だったのだけど
時間が経つにつれ穏やかな表情になり、普通に眠っているとしか思えない程に。
例えば、ここにそのときの姿(表情)の写真を載せたとしても違和感無いくらい。
 
翌日・・・
次に続きます。

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