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ヘアボール(毛玉)対策※老猫と食物繊維 [大ちゃん(=^・^=)]

[猫]病院へ行ってから今日で1週間。
メキメキと元気に…とまでは行かないけれど、ほぼ以前と同様な感じになりました^^
調子の悪い時は、ネコじゃらしでちょっかい出しても全然知らんぷりで動かなかったけど、
やっとノッてきてくれるようになって、軽く走ったりするようになったし[ダッシュ(走り出すさま)]

ところで、一番書きたかったフードの件です。
元々、長毛猫である事(そのくせ嫌がってなかなかブラッシングさせてくれない^^;)もあって
キャットフードは若い頃からずっと毛玉対応タイプを選んできました。
選んできた…と書いたけど、以前(7~8年前?)は選ぶほど無かったけど、
最近は売り場に毛玉(ヘアボール)対応の商品がスゴク増えてきて、
どのブランドもたいてい出しているんじゃないかな。しかも年齢別に。

年齢別と言えば、最近は年齢もだいぶ具体的に細かく区分されて、
選ぶのも大変と言うか楽しいというか(^_-)
数年前だったら、「15歳以上」なんてのは無かったけど、今は普通にあるし。

例えば大ちゃんだったら、老齢猫とか長寿猫(高齢猫より更に上)用と書いてあるもので
具体的な年齢が書かれているものだったら15歳以上。
更に「F.L.U.T.D.(下部尿路疾患)」対応もしくはそれをフードの特徴として掲げているものをチョイス。
そして、先に書いたよう、当たり前のように毛玉対応のものを食べさせてきました。

毛玉対応というのは要するに食物繊維(成分表示では粗繊維って書かれてる)の含有量が多く、
イメージ的には繊維が毛をからめ取って便と共に排出するって感じかな?
各メーカー、「スムーズな排出」「胃腸の掃除」「毛の排泄をサポート」 等々、こんな感じの事を書いてます。

猫に限らず、人間的にも食物繊維はお腹の健康に欠かせない栄養素みたいな感じで
私自身も意識して摂るようにしているし、良い事ずくめと信じて疑ってなかったくらい。
便秘の救世主的なイメージで取られてる事も多いんじゃないかな。
実際、便秘薬には食物繊維を主成分としているタイプも多いみたいだし。

で、大ちゃんが出さなくなった頃、まず一番にした事は、今までのフードより更に粗繊維の含有量が多いものを与え
水分を与えた事。(時にはスポイトで強制的に)
他にもヨーグルトヤクルトミルミルなんかも強制的に口に入れたりしたけど[たらーっ(汗)]

が~、結局病院に行って、退院の時に食事のアドバイスを受けてビックリ[目]
いわゆる毛玉対応とかの繊維質の多いフードは避けた方が良いと・・・

正直、「は~っ!?何言ってるの?」って感じだったっけ、その時は。
口では「分かりました」と言ったものの、どうにも納得いかない。
それくらい、食物繊維を摂っていれば間違いないって思いこんでいたんだよねー[ふらふら]
プロの獣医さんとは言え、扱っている動物は圧倒的に犬が多いだろうし? 猫の毛玉の事に関しては
私の方が良く分かっているんじゃないかとさえ思ってたりして[たらーっ(汗)]

理由としては「そのようなフードは便の量(嵩)を増やすし、この子にとっては出すのが負担だと思う」との事。
う~ん、冷静に聞けば納得できるような事なんだけど、その時の私はまだピンとこなくって…
しかも先生ったら「出来れば便の量を減らすようなフードの方が良い」と。

はぁ~!?そんなのあるの?便を減らすフードなんて聞いた事無いよ?
具体的に聞く気にもなれず、帰宅した訳だけど、どうにも気になる。
で、私なりにいろいろ調べたところ、やっぱり先生の言う事は正しかったらしい。(当たり前!)

年をとってくると胃腸の働きも若い頃に比べて弱ってくるし、便(しかも毛を包んでる)の量が増えると
排出するのが困難になってくるらしい。
もちろん、繊維自体にも腸を刺激して活発にする働きもあるんだろうけど。
で、便を少なくするフードとは消化の良いフードという結論。
確かにシニア向けフードにはたいてい、「消化の良い○○」みたいな事書いてあったっけ。
そう言えば獣医さん、「年相応のシニア向けのフードを選べば大丈夫です」って言ってたわ[あせあせ(飛び散る汗)]

だんだんと理解が出来てくるにつれ(まるで洗脳から溶けてきたかのような感じで)衝撃[どんっ(衝撃)]
思い込みって怖いなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]

もちろん食物繊維自体は悪くない。
私自身(自分用としては)これからも意識して摂取していくつもりだし。
でも体質とか年齢も考慮しなくちゃいけないんだよねー。
だけど、キャットフード売り場に氾濫している毛玉対応のフード・・・
品質が悪い訳ではないし、体に合う子たちはたくさん居ると思う。
ただ、どの子にも合うという事では無い(つまりリスクもあるという事)って事に気付きにくい。
パーっと見た感じ、それらしき警告?が書かれているものは見当たらなかった。
細かい字の隅から隅までチェックした訳ではないけど。

せめてシニア(老齢)向けの毛玉対応タイプだけでも書いててくれればいいのに…
なんて思う私は逆ギレかな[ちっ(怒った顔)]
でも私みたいに誤解している人、たくさん居ると思うんだけど。
「毛玉の排出=食物繊維」「繊維の含有量が多い事を謳っている=お腹の健康に配慮している」
って図式がどうしても出来ちゃうし(間違ってはいないんだけど)
うちみたいに若い頃からそういうタイプ食べさせててそれが高齢になった今も続けてた場合もあるしね。

結局は、ウンチが以前より出しにくそうになったっていう時期を見逃した私が悪いんだけどさー[もうやだ~(悲しい顔)]
ただ、その時に気付いたとしてもフードが合わないって結論を自分では出せなかった気がするけど。

とりあえず今は、粗繊維の含有量が適度なもので脂肪分の多いものにしてます。
しばらく様子見だけど。
となると、結局このあたりに落ち着くかな、とりあえずは。

■成分:粗蛋白質32.0%以上、粗脂肪18.0%以上粗繊維3.5%以下、粗灰分6.2%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.80%以上、リン0.50%以上、0.80%以下、ナトリウム0.20以上0.34%以下、グルコサミン750ppm以上、コンドロイチン硫酸700ppm以上、オメガ3脂肪酸1.00%以上、総オメガ3&6脂肪酸4.0%以上、ビタミンE 450IU/kg以上、ビタミンC85mg/kg以上

■カロリー:409kcal/100g


落ち着いてきたらこれでも良いかも。

■成分:タンパク30.0%以上、脂肪12.5%以上粗繊維4.0%以下、粗灰分7.0%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.6%、リン0.45%、ナトリウム0.15%以上、リノール酸0.9%、ビタミンE 430IU、ビタミンB1 25.0mg以上、ビタミンB2 30.0mg以上、タウリン0.11%以上、マグネシウム0.08%

元々このメディファスの毛玉サポートをずっとあげてたし。

以上、思いついた事をダラダラと書いてみました~
たくさんの猫飼いさんに読んでほしいなぁ。
あまり不特定多数の人に向けてのメッセージ的な事は書かない私だけど、今回は特別[手(グー)]
また思い出した事があったら追記します(^_-)

 


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